同じ

あまねさんが車を買った。
現地で買ったので、電話越しに交渉して、
帰ったときに取りに行くのだそう。
その車を見たときの　あまねさんの反応が
手に取るように想像できた。
その場にいたいなと思った。

どれだけの記憶を残せるだろう　とずっと考えていた。
あたしに残る記憶がどれだけ切ないか　くるしいか。
でも
そういう　あまねさんの反応とか、考えが　もうすでに
私は想像できる。　ということを満足しよう。
あたしにあふれんばかりの　あまねさんの記憶を　誇らしく、
大事にして　あたしのものにしよう。

部屋を探しに土曜に行くことになった。
あまねさんは行けないのだけど、
「おまえとおれの感じ方一緒だから
おれが何て言うかわかるだろ。
だから付いていかないけどいいよな」と言われた。
これって、
すごい、うれしいことだ。
同じ感じ方をしたい、と願っていたのかもしれないし、
思わなかったのかもしれないが、
あたしは　あまねさんの考え方が好きなわけで
そこに　行けた気がした。

-------------------------------------------------------
何ができるんだろう。
何をしたいんだろう。
ただ、未来を見たい。
未来の　ほんの数日後でいいから　2月からの未来が見たい。